コーヒー関連ブログ「豆の便り」– category –
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コーヒーの歴史 2
コーヒーの歴史(その2) 14世紀、イスラム地域に広がっていったコーヒーは、15世紀にあみだされた焙 煎によって、一般にも普及していきます。1554年には、トルコ・コンスタン ティノーブルで世界初の豪華なコーヒー店が誕生します。 調度品と装飾に凝った... -
コーヒーの歴史 1
今では世界中で飲まれているコーヒーですが、もともとはアフリカ大陸のエチ オピアの高原で自生していた作物でした。 コーヒーの記載が初めて文献に登場するのは、10世紀初頭(900年頃)のこと。 アラビア人医師、ラーゼスが記した書には、「バンカム(コ... -
トセパン協同組合の歩み 第1話 ケツァールの地〜トセパンが活動する地域
第1話 ケツァールの地〜トセパンが活動する地域 フェアトレード&オーガニック、そして森林農法のコーヒーを育むトセパン協同組合は、メキシコ・プエブラ州の北東部、クエツァラン市に拠点を置きます。山岳地帯の先住民ナワット族を主な構成員とする農業を... -
メキシココーヒー物語 第5話 持続可能な社会への道 トセパン・ティタタニスケ協同組合
メキシコの先住民族たちや生産者たちは、団結すること、組織化することで、不平等・不公正なグローバリゼーションに対して闘い続けてきた。その中で も、ナワット族の有機コーヒー生産者組合「トセパン・ティタタニスケ協同組合」の活動はモデルケースだと... -
メキシココーヒー物語 第4話 グローバリゼーションと闘う メキシコの現状とフェアトレード
熱帯地方に位置する多くのコーヒー生産国は、途上国と呼ばれる国々である。コーヒーはここ10年間、一般市場価格においては下落傾向が見られてい る。こうした経済危機の中、森林は伐採され、若者たちは仕事を失って都市部などに働きに出、村々には、年老い... -
メキシココーヒー物語 第3話 メキシコと日本をつなぐ パトリシア・モゲル
コーヒーの国際市場価格の暴落、大企業によるコーヒー豆の買いたたき、開発による森林破壊など、コーヒー生産国、そして生産者たちを取り巻く現実は厳しい。コーヒー生産量世界第5位、そして有機コーヒーの生産量では世界第1位を誇るメキシコでも、その... -
メキシココーヒー物語 第2話 アグロフォレストリー(森林農法)
メキシコを始め、そのほとんどが熱帯に位置するコーヒー生産国では、一時的な開発やコーヒーのみを栽培するプランテーション栽培などにより、森林伐 採、そして温暖化の問題が深刻なものとなっている。こうした深刻な森林伐採から、森を守ろうと取り組まれ... -
アグロフォレストリーツアー2005 森のカフェへようこそ 報告
2005年6月8日、メキシコから生物学者であり、環境保護活動家でもあるパトリシア・モグエルさん、そして有機コーヒー生産者グループ「トセパン・ティタタニスケ協同組合」からアルバロ・アギラルさんが来日しました。 メキシコでは、森の中でさまざまな作物... -
パトリシア・モゲル講演録 アグロフォレストリーとコーヒー生産
皆さん、こんにちは。今日はお招きいただきまして、ありがとうございます。皆さんと一緒にこのような時間を持てることをとても嬉しく思いますし、このような場を設けてくださった皆さんにも感謝の気持ちをお伝えしたいと思います。 またこの京都という町に... -
アルバロ・アギラル講演録 トセパン・ティタタニスケ協同組合の持続可能な取り組み
こんにちは。今回このような場を設けてくださって、ありがとうございます。 私たちアルバロ・アギラルとパトリシア・モグエルは、皆様に私たちの活動を紹介するためにメキシコから来ました。私たちは、今あるものとは違うオルタナ ティブなかたちで、この...